penneの仕事の一例
2015年3月、雑誌『北欧テイストの部屋づくり No.14』(ネコ・パブリッシング)の「北欧と民藝 うつわのおいしい関係」の文、料理、スタイリングを担当。
2014年9月、雑誌『トルテvol.4』(ネコ・パブリッシング)の「うつわと料理 島原そうめん」の文、料理、スタイリングを担当。
2014年6月、雑誌『トルテvol.3』(ネコ・パブリッシング)の「Make a Delicious! ニッポンのごちそう at 愛媛」の料理、スタイリングを担当。
2014年6月、雑誌『PHP special』(PHP研究所)にて新連載「たべる普段器」を開始。
2014年2月、雑誌『トルテvol.2』(ネコ・パブリッシング)の「沖縄のうつわ やちむんのある、おいしい日常」の料理、スタイリングを担当。
2013年9月、書籍『日々、うつわ 民藝のうつわのある、おいしい日常。』(誠文堂新光社)を出版。
一部をご紹介。
にんじんのシリシリ×読谷山焼北窯
<材料 2人分>
・にんじん 150g ・ツナ 40g ・青ねぎ 1本 ・酒 小さじ1 ・かつおだし ひとつまみ ・しょうゆ 少々 ・こしょう ・サラダ油 小さじ1
<つくりかた>
①にんじんはシリシリ器ですりおろす。ねぎは小口切りにする。
②フライパンにサラダ油を熱し、にんじんを炒める。ツナもくわえて酒、かつおだし、しょうゆ、こしょうで味つけする。
③青ねぎをくわえてさっと混ぜあわせる。
<料理のポイント>
「シリシリ」とはすりおろすこと。シリシリ器のかわりにピーラーを使ってりぼん状にけずってもいい。
ミニトマトのマリネ×小鹿田焼
<材料 2人分>
・ミニトマト 10個 ・ミント ・酢 大さじ1 ・はちみつ 大さじ2 ・オリーブオイル 小さじ2 ・塩 ひとつまみ
<つくりかた>
①ミニトマトは熱湯にさっとつけて冷水にとり皮をむいておく。
②酢、はちみつ、オリーブオイル、塩を混ぜあわせトマトを漬けこむ。
③漬け汁ごとうつわに盛り、ミントを飾る。
<料理のポイント>
ミニトマトの湯むきは熱湯に3秒くらいでOK。
湯につけすぎると、ミニトマトがやわらかくなりすぎるので注意。
パンケーキ×出西窯
<材料 4人分>
・薄力粉 120g ・ベーキングパウダー 小さじ1 ・塩 ひとつまみ ・牛乳 100g ・ヨーグルト 100g ・卵黄 2個分
・バニラエッセンス ・卵白 2個分 ・砂糖 30g ・はちみつ ・バター
<つくりかた>
①薄力粉、ベーキングパウダー、塩はあわせてふるっておく。
②ボウルに牛乳、ヨーグルト、卵黄、バニラエッセンスをあわせておく。
③卵白は泡立てて砂糖を2回にわけてくわえてメレンゲにする。
④②に①をくわえて混ぜあわせ、③のメレンゲをくわえて軽く混ぜあわせる。
⑤フライパンにバターを溶かし、④の生地を焼く。表面にふつふつ気泡ができたら裏返し、両面焼く。
⑥うつわに盛り、上にバターをのせ、はちみつをかける。
<料理のポイント>
メレンゲをつくるとき、ボウルや泡立て器に油分がついていないことをたしかめて。
油分が残っていると卵白が泡立ちません。
新しょうがとみょうがの甘酢漬け×因州中井窯
<材料>
・新しょうが 200g ・みょうが 2個
【甘酢】
・酢 100ml ・砂糖 80g ・塩 小さじ2
<つくりかた>
①新しょうがは繊維にそってうすく切る。
②甘酢の材料をさっと沸かして冷ましておく。
③新しょうがとみょうがをさっと熱湯に通し、ざるにあけて水気を切って甘酢に漬ける。(30分後くらいから食べられる)
④新しょうがをうつわに盛り、みょうがは小口から輪切りにし盛りつける。
<料理のポイント>
新しょうがとみょうがの色素はアントシアンの一種で、酢に漬けると赤くなります。
とてもきれい。
土鍋パエリア×伊賀丸柱焼
<材料 3~4人分>
・米 240g ・にんにく 5g ・たまねぎ 80g ・粗びきソーセージ 2本 ・あさり 180g ・ミニトマト 8個 ・イタリアンパセリ
・ブイヨンキューブ 1/2個 ・水 320ml ・サフラン 0.2g ・白ワイン 大さじ3 ・トマトピューレ 大さじ3 ・塩 ・こしょう ・オリーブ油 大さじ1
<つくりかた>
①あさりは塩水につけて砂を出し、洗っておく。にんにく、たまねぎはみじん切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。サフランは分量の水につけておく。
②土鍋にオリーブ油とにんにくを入れ、香りが立つまで加熱する。ベーコン、たまねぎをくわえて炒める。
③米を洗わずくわえて弱火で炒め、半透明になれば白ワイン、トマトピューレをくわえる。
④分量の水につけておいたサフランとブイヨンキューブをくわえて沸かす。あさり、ミニトマトをくわえてふたをする。
⑤ごく弱火で15分ほど加熱する。火を止め5分蒸らす。塩、こしょうで味をととのえイタリアンパセリを散らす。
*底が焦げやすいので、途中で底のほうを混ぜる。
<料理のポイント>
サフランの色素は水溶性なので、あらかじめ水につけておくときれいな色になります。
土鍋は蓄熱性が高いのでずっと弱火で炊いてもおいしくできます。
2012年4月、書籍『民藝の教科書1 うつわ』(グラフィック社)の「民藝のある食卓 “健やかな美”を味わううつわと料理」を担当。
一部をご紹介。
≪春≫小鹿田焼×新じゃがのうま煮≪夏≫北窯×トマトとクリームチーズのサラダ≪秋≫出西窯×がぼちゃのプリン≪冬≫石見焼×ロートロローズマリー風味